WUG SSAを振り返って 〜あのとき僕は確かにワグナーだった〜

2019年3月8日、僕はSSAにいた。
Wake Up, Girls! FINALLIVE ~想い出のパレード~に参加するためだ。
このライブから1年たったこと。
1年ぶりにこの公演の映像を見たこと。
だからあの日感じたことを言葉にしておこうと思いこの記事を書いています。
wug-portal.jp


WUGとの出会い

アニメは劇場版公開時は見なかったしTVシリーズも最初で切ってしまったので
僕が初めてちゃんと触れたのはおそらく2016年のねんどろいどライブ。
event.goodsmile.info

この時の僕は全くWUGのことは興味なしの状態。
デレマスPなので担当のTriad Primusが揃ってユニット曲歌うはず。そしてTridentが出る。それ目的でチケット戦争に身を投じた。
周りの友人たちも各々の目当てがある状態で共同戦線を張った。その中の一人がワグナーだったわけです。

この時のWUGの印象は「ライブは割と楽しいな」くらいの気持ち。


その後、そのワグナーの友人に誘われ(拉致られ)

  • 3rdツアーの千葉アンフィ、東京Zepp DiverCity
  • アニメJAM 2016【Pop Stage】
  • Wake Up, Girls! FESTA. 2016 SUPER LIVE
  • ANIMAX MUSIX 2017 OSAKA
  • 4thツアーの沖縄、東京Zepp Tokyo
  • Wake Up, Girls!Festa. 2017 TRINITY
  • FINALツアーはPART Ⅰ の千葉

と思ったよりライブに参加することになっていったわけだから恐ろしいもんだ。
(後から聞いた話だと3rdツアーのころは本当に必死で人を誘ってたらしい。)

あとなんだかんだアニメも一周させられたなあ(アニメはまあうん僕にはアレだった)

Wake Up, Girls!FINAL LIVE ~想い出のパレード~

そして迎えたファイナル。
この日の光景は過去に見たライブの中でも素晴らしい景色だったと思う。
セトリは自分でも知らない曲がほとんどないくらい慣れ親しんだ曲ばかりで
ファイナルなのにしんみりした空気はなく彼女たちも観客も全力でただただ楽しかった。


キャラソンメドレーの時のライトの景色といったらもう。
ロッコで移動する彼女たちの正面はそれぞれの色に。トロッコのいないところは歌っているのに合わせた色に。
これは今まで見た中で一番綺麗だった。

そして終盤の組曲と呼ばれる4曲。ここは最後を実感させて切なかった。
海そしてシャッター通りは終わりゆくユニットを、
言葉の結晶は彼女たちの積み上げ磨いてきたものを、
土曜日のフライトは彼女たちの旅立ちを、
さようならのパレードは名残惜しさを。

アンコールのSHIFT、地下鉄ラビリンスは楽しく。TUNAGOで絆を感じた。
ダブルアンコールの時の各メンバーからの手紙は涙が止まらなかった。
そして聞いたPolarisはきっとこれからも彼女たちとワグナーの中でWake Up, Girls!という星は道しるべになるのだろうなと予感させた。
さらに鳴り止まない呼びかけに答えてのトリプルアンコール。
この時の彼女たちの清々しい顔が印象に残っている。
もう何も考えなくていい。全力で最後にタチアガレ!をみんなで楽しんだ。

きっとアンコールはどこで終わってもいいように考えてあったとは思う。
TSUNAGOで終わっても綺麗だし、Polarisで終わるのはさながら伝説のようだ。
でもトリプルのタチアガレ!で明るく終わったのがやっぱりWake Up, Girls!らしくて良かったなと思う。

あのとき僕は確かにワグナーだった

上でも書いたように僕は普段デレマスの民だ。
WUGのアニメが好きなわけでもなく、わぐらぶ会員でもない。
誘われたからライブに行く程度のにわか。
一応、推しはいるけど知り合いのワグナーたちに比べれば熱量があるわけではない。
(3rdツアー全通、4thツアー全通、そんなのがゴロゴロいるあの知り合いグループがおかしいんだけども。)
だから自分なんかがワグナーを名乗るのはおこがましいと思っていた。
それでもファイナルライブを見た時、あの瞬間だけは自分もワグナーを名乗ってもいいのかなと思えた。
きっとあの場にいたのはみんな等しくワグナーだった。

いつも誘ってくれた友人Kありがとう。
彼を通じて出会ったワグナーのみんなありがとう。
ついでに2020年3月6日に公式の代わりに上映会開いてくれてありがとう。

そして彼女たちに

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