薄荷の記憶

まずはTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7th LIVE TOUR Glowing Rock!お疲れ様でした。

どうしても担当として切り出して記事にしておきたい曲があったので今回はそこだけに絞った記事になります。

 

今回はシンデレラ初の生バンドによる演奏ということで、いつにも増して音楽を楽しむライブだったと思います。

生演奏でより輝きを放つ楽曲たち。ロックと銘打った通りに熱く激しいビートが刻まれていく。

そしてライブ中盤にさしかかり、ここまで1つもソロ曲なし。

もしかしたら今回は誰もソロ曲を歌わないのではないかと思っていた矢先。

何か虫の知らせのようなものを感じ、ライトを握ったその瞬間、聴こえてきたのが薄荷 -ハッカ-。

しかもアコースティックアレンジである。

気づくとミントグリーンのサイリウムを4本抱えて固まっている自分がいました。

 

薄荷はシンデレラ周年ライブでは2ndでの披露のみ。

それ以外だとねんどろいど10周年ライブくらいしか披露されていない曲です。

そのねんどろいどライブからも丸四年。

そもそも公演テーマにそぐわないため、聴ける可能性は低いと思っていた曲。

久しぶりに聴くことができたこの曲は四年前とまた違う輝きを放っていた。

 

 

デレステにソング・フォー・ライフという北条加蓮SSRが存在します。

そのセリフにこういったものがある。

「まずはデビュー曲でも歌おうか?今までの思い出、振り返る感じで」

このセリフがパッと頭を駆け巡った。 

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[ソング・フォー・ライフ]北条加蓮

 

薄荷-ハッカ-という曲は人生である。彼女と出会って早8年。

歌詞の中に出てくる言葉たちは今までの様々な思い出を呼び起こす。

積み上げてきた思い出たちが。「北条加蓮」というシネマが瞳に映っていた。

 

モバマスで煌めきの乙女のカードが登場し、「この子のことを支えたい」と担当となったあの時。

アニメに登場しTriad PrimusとしてTrancing Pulseという曲をもらったこと。

時を重ねるごとにかつてできなかったことを楽しんでいる姿。

第8回総選挙であと一歩及ばなかった。その悔しい思い出も。

 

そしてねんどろいどライブでの薄荷の最後、渕上さんが北条加蓮の言葉として言ってくれたあの言葉を思い出す。

ああ。自分はちゃんと約束を守ってここにいるんだな。

 

聴くまではきっと自分は泣いてしまうと思っていました。

でも楽しそうな顔でのびのびと歌う渕上さん、加蓮の顔を見た時、不思議と微笑んでいました。

この素晴らしい歌にお返しをしたい。 

発表された第9回総選挙。 次こそはその頂点に北条加蓮を。

 

 

 

 

薄荷-ハッカ-という曲は人生である。

もしまたライブで聴く機会があったなら、その時もまた違った輝きをみせてくれると思います。

だってこの先の思い出がシネマに加わっていくのだから。

願わくばその時も笑っていられるように。


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THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 028北条加蓮

THE IDOLM@STER CINDERELLA MASTER 028北条加蓮